| 長太郎に抱かれた一週間後、いそいそと朝食の準備をしている美穂の表情はどこか明るくすがすがしさが感じられた。 「どうしたんだ?最近、やけに機嫌がいいんじゃないか・・」 夫の一言に、一瞬ドキっとした美穂であったが、 「あら、別に・・いつもと変わらないわよ・・・そんなことより、速くしないと遅刻よ、ち・こ・く・・・」 理事長のお陰で、無事に事件は解決して、元の平和な家庭に戻ることが出来、何事も無かったように、普段通りに慌ただしく動き回るのであった。 しかしながら、夫と子供を送り出した後、一人リビングで寛ぐ彼女の頭の中では、いつしか、長太郎との激しく淫らな愛欲の世界が繰り拡げられ、やがて淫部がジュンと濡れ初めてくるのだった。 その時、 「テュルル・・テュルル・・」 スマホのベルの音にドキっとして我に返り、 「やだわ・・わたしったら・・」 淫美な世界から、主婦としての現実の世界に引き戻されたのだった。 「もしもし・・私・・朝早くからお電話したりして、ごめんなさいね・・」 それは子供の同級生の母親、矢田亜希子からの電話であった。 「実は一度理事長さんにご紹介頂きたくて・、どうにかならないかしら?」 「ええ・・まあ・・無いことも無いんだけど・・でも・・」 言葉を濁すのであった。 亜希子は、控えめで大人しい感じながら、明るい色気も兼ね備えた美人妻である。 美穂には何か不吉な予感がよぎり、果たして紹介しても良いものか否か、一瞬の迷いが生じたのであったが、 「是非お願したいのよ・・どうしても・・大切なことなの・・」 スマホの向こうから伝わってくる亜希子の必死さに負け、ウンと言わせざるを得なかった美穂は、 「どうなっても知りませんかなね」 心の中でそう呟きながら、そっと受話を切るのだった。 彼女らの話を聞き、二つ返事でOKした長太郎は、その日のうちにホテルの一室に亜希子を呼び出したのであるが、目の前に現れた人妻の姿を見て彼は思わずニンマリとしてしまった。 「おいおい・・こんな俺好みのいい女が生徒の母親の中にいたなんて・・今まで全然気が付かなかったな・・」 当に美穂の嫌な予感が的中してしまったのだった。 「実は子供の高校推薦が危ないと言われまして・・そこで理事長様のお力で何とかお願い出来ないか思いまして・・」 殆どの子供は高校にエスカレート式に入学できるのだが、息子の忠司は成績が芳しくなく、 「このままでは推薦入学は難しいですな」 担任教師から通告を突きつけられたのであった。 結婚後は唯ひたすらに家庭を守り、夫の為、子供の為にと尽くしてきた彼女は大変大きなショックであった。 驚いた彼女は、藁をもすがる思いで、例え己の肉体を呈してでも、権力者の理事長に直談判をするしかないと決意していたのだった。 「ううむ・・困りましたな・・」 彼は腕を組み、わざとオーバーに困った表情を作ってみせる。 「お願いします・・お金なら・・・いくらでも・・」 「奥さん・・お金は不味いですな・・・・」 「それでは・・どうしたら・・・なんとか・・お願いします・」 必死の形相で、彼女はただただ彼に頭を下げ続けるのであった。 「まあ・・ゆっくりとお話しながら、何か良い方法を一緒に考えるとしましょうかな・・」 ゆっくりと立ち上がると、彼はソファに座ったままの亜希子の後ろに回り込み、彼女の両肩に手を置きながら意味深な言葉を耳元で囁いた。 「やはり来るべき物が来た・・・・でも・・たとえこの肉体を投げ出しても・・絶対に・・」 彼女は体をこわばらせながら、ずっと守ってきた己の操を、大切な子供の為に捧げると言う最後の決意を固めたのであった。 覚悟を決めたものの、心の片隅に宿る貞操観念からか、はたまた自身を納得させる為の演技なのか、最後まで抵抗を示すかのように窓辺に体を寄せて、長太郎の接近を拒もうとした。 「奥さん・・悪いようにはしませんから・・」 彼は追い詰めた子羊を仕留めるようにゆっくりと近づくと、こわばった彼女の体を抱きしめようとするのだが、 「いや・・だめです・・それだけは・・今まで一度だって夫を裏切ったことはないんです・・」 彼女は反射的に彼を避けるように後ろを向くと窓ガラスに顔を寄せ、遠くホテルの窓の外に目を向けるのだった。 「一度ぐらい、他の男の物を味わうってみるのも悪くないんじゃないですかな・・」 厭らしく耳元で囁きながら、既に臨戦態勢に入っている己の下半身を亜希子の尻に押し付けてくる。 「いや・・許して・・お願いです・・」 後ろから長太郎に抱き締められ、ナメクジのように這い回る彼の唇を首筋に感じながら、亜希子は甘く体を悶えさせてしまう。 やがて、スカートの上から彼女の豊満な尻肉を弄っていた長太郎の手は、その中に潜り込むと、ショーツ越しに敏感な女の蜜肉をゆっくりと弄り始めるのだった。 「ああ・・いや・・いや・・」 亜希子は弱弱しく抵抗しながらも、やがて甘く官能的な世界へと導かれていく自分を感じとっていた。 と同時に、己の女の部分が、じんわりと濡れぼそってくることを恨めしく思うのであった。 「ああ・・とうとう夫を裏切ってしまうんだわ・・」 そう思うと独りでに涙が溢れてくる。 いつしか外は雨が降り出していたのだが、彼女にはそれが己の涙で霞んでいるのかどうかも解らなくなっていた。 「奥さん・・イヤイヤと言いながら・・ほら・もう、十分と濡れてきましたな・・」 亜希子の心とは裏腹に、長太郎は人妻の蜜肉が十分に濡れてきたことを確認すると、スカートをまくりあげショーツを引き下ろし、後ろから一気に侵入を企てるのであった。 「アアッ・・」 瞬間、亜希子は甘い声を漏らしながら、思わず小さく仰け反った。 とうとう、結婚以来ずっと守ってきた操を犯され、夫以外の男の物を始めて受け入れてしまったのだ。 「ああ・・だめ・・感じてはいけないわ・・」 長太郎の必要な愛撫に責め続けられ、心の中とは裏腹に今まで押さえ込まれ、忘れかけていた女の顔が頭をもたげ初めてくる。 「どうですかな・・気持ち良くなってきましたかな・・」 左手で乳房を弄られ、右手で敏感なクリトリスを刺激されながら己の蜜壷に彼の一物を受け入れ続けた亜希子は、いつしか一人の女になっていくのだった。 「いや・・こんなの・・初めてです・・も・も・もっと・・」 上品で美しい顔で長太郎を振り返りながら、自ら尻を振り、生まれて始めて味わう真の女の悦びを貪欲に貪り始めていた。 長太郎も貞淑な人妻が己のテクニックによって淫らな一人の女に変貌していく姿を見つめながら悦に入っている。 「いいや・・だめ・・変になっちゃう・・いやあ・・」 やがて亜希子は朦朧とした意識の中、初めて味わう女の淫らな悦びの頂点を迎えようとしていた。 一度、昇り詰め、朦朧とした亜希子の熟れた肉体を優しく抱え込むようにして、ベッドの上に倒れ込むのだった、 「今度はベッドでタップリとたのしみましょうかな」 耳元で、優しく且つ卑猥な口調で囁き掛けられると、再び彼女の欲望が燃え始める。 二人は、激しくぶつかり合う様に求めあいながら、再び官能の淫らな世界へと落とされてゆくのだった。 「あのう・・本当に大丈夫なんでしょうか・・」 二度にわたる激しい情事の後、暫くは初めて味わされる悦楽の淵を彷徨っていたが、やがて元の貞淑な優しい母親の顔に戻った亜希子は乱れた服装を整えながら、不安そうな視線を彼に送るのだった。 「大丈夫ですよ・・奥さん・・安心してください」 貞淑な人妻亜希子との激しい情事の余韻に浸りながらベッドに横たわった彼の頭の中には、一人の美熟女の顔が思い巡らされていた。 ⑱黄昏に揺らめく孔雀の舞 官能小説ヒロイン人妻紹介コーナー 許可無く転写・複製・転記しないようにお願い致します。
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